Profile
Name
野宮 優卯
Yu Nonomiya
Jewel
ラピスラズリ
(永遠の誓い)
Birthday
3月8日
Height
148cm
Bust
E
Color
デイドリーム
(#a3b9e0)
その昔、「盲目の歌姫」と呼ばれる学生が花洛学園に在籍していた。父は指揮者、母はフルート奏者、2人の兄と1人の姉も楽器を嗜む音楽一家に生を受けた彼女は、一家の中では珍しく、その才能を受け継がなかった。家族には温かく見守られていたものの、多感な時期には大変思い悩んだ。そうして現在生活を共にするパートナーと出逢った高校1年生の春、玉眼症を患うこととなる。想い人は、作曲や作詞を得意としており、合唱部、軽音部、吹奏楽部などから楽曲提供を依頼されるほどの才能の持ち主であった。彼の人から与えられた言葉は、彼女の心に沁み渡り、その色に染められていった。当時玉眼症についてはあまり知られておらず、互いに想い合うことが病を進行させるとは、彼女たちは夢にも思っていなかった。視力は徐々に失われていったが、本人はあまり意に介さず、「わたくし、目が見えなくなっても平気よ。あなたが傍にいてさえくだされば。」と。その瞳が完全に光を受け入れなくなった頃、彼女の才能は漸く花開いた。聴覚が鋭く冴え渡り、歌声には艶が出て、「盲目の歌姫」と称されるようになった。しかしながら、盲目がハンデとなり、プロの歌手になることを断念。時折想い人が作曲した曲に仮歌を吹き込む仕事をしつつ、エスカレーター式の大学を卒業し、母校で「盲目の音楽教師」となった。基本的に花洛学園という狭い世界で生きてきたため、世間知らずで夢見がちなお嬢様という感じが否めず、どうやら「盲目」にはそういった意味も隠れている様子だ。
わたくしの初恋?そうねぇ、わたくしの歌が、まだ拙かったころ、声を掛けてくださったかたがいたの。「万人が感動しなくても、私は感動したよ。それだけでは不十分かな。」って。そのかたはね、作曲や作詞を手掛けるかただったのよ。それでね、わたくしのために曲を作ってくださったの。わたくしとても嬉しくて、一生懸命練習したわ。笑顔になってほしくて。今は見えないけれど、わたくしが歌えば、笑ってくださるのよ。見えなくても、分かるのよ。あなたもきっとどこかでそのかたの曲を聴いたことがあると思うわ。表には顔を出さないけれど、毎日いろいろな場で流れているのよ。