え、そこの坊ちゃん……って。あは、まーた間違われちゃった。
まあこんな形してたらしかたないよね。
あ、もしかして僕が本当は男の子なんじゃないかって、君も疑ってるかな?
はは、それなら此処で脱いで差し上げようか。
なんてね。そんなことしちゃ、お嫁に行けなくなっちゃうわ。

仁科 忍 Shinobu Nishina

Profile/Data

誕生日│学年│身長│バストサイズ

6月2日生│高等女学校4年│168cm│A

宝石(石言葉)│印象色

アンバー(抱擁)│芝翫茶(#BF795D)

Character

仁科は女の子である。それも、至って何処にでもいるような家事や裁縫が得意で、人の世話をするのが好きな極一般的な女の子である。しかし、他と大きく違う点がひとつ。一見男の子と見紛う容姿、それに付け加えて一人称が「僕」であることから、初対面の人にはしょっちゅう男子だと間違われる。付け加えて、少し低めの声もまた、その誤解を助長させる一因であろう。しかし、この仁科忍は歴とした女子であり、仁科家のたったひとりの娘である。かなりの頻度で男の子と間違われる事から、その事について辟易していたり嫌悪しているかと思いきや。本人は間違われる事に対して楽しんでいる節があるようで、自ら進んで男性用の洋服を身に纏っている。ならば心まで男なのかと問われれば、決してそんなことはなく。いつか運命で結ばれている素敵な人と恋に落ち、出来ればその後末永く幸せに共に暮らしたいと、その小さな胸の中で密かに願っている。だけれど、それが叶わないことは知っている。代々続く仁科の会社の経営がやや傾いていること。また、それに目を付けている会社もあることも、娘の身を差し出して、会社を立て直す計画を企てる父親のことも。大人が知らないと思っている事は何もかも知っている。表向きは父親に従っているようにしているけれども、髪を短くし、ズボンを履くのは初めての父親に対する小さな反抗かもしれない。これについて両親は、学生時代にしか出来ない事だからと目を瞑っている。

Fiance

大企業ではないにしろ、仁科家の経営する会社よりは規模の大きい会社の長男。名を中野慎太郎という。時期社長にという噂もあり、どこから聞きつけた本人はその気になって日々勉強中。年は18になったばかり。男のような格好をする仁科には嫌悪することなく、面白いと笑い飛ばして済ませてしまう、よくいえば懐の深い、悪く言えば思慮の浅い人物。顔は中の上あたり、女性や子供に分け隔てなく優しく好青年のようだが、自信家すぎるところと、一度こうと決めたら譲らない頑固なところが玉に瑕。